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OB近藤正樹さんの蟻蜘蛛研究所、完成

小田高生物部OBの近藤正樹さん(博士、高5)の『蟻蜘蛛研究所』が小田原市城山1丁目に完成しました。3階建ての研究所で、自宅兼用のため原則非公開ですが、自然観察仲間の見学訪問は受け入れてもらえます。同研究所の設営コンセプトは、近藤さんの人柄である「素(す)」と主研究の蟻の「巣(す)」。近藤博士が世界各地で集めた膨大な標本が、蔵書などとともに蟻の巣のようなインテリアデザインの室内で展示されています。素晴らしい研究所です。

6月17日(日曜)に開催された第3回自然環境フォーラムでは、同研究所を紹介した絵はがき、リーフレットを希望者に差し上げました。。
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自然環境フォーラムのポスター,見ました?

第3回自然環境フォーラム『こども達が、自然と遊ぶために』のポスターが、JR小田原駅アークロードの大雄山線ホームへのコースに掲出されました。小田原市の大型公共掲示板のイチバン目立つ場所です。そのほか小田高OBの露木太一さん(高5)の自宅玄関前にも掲出されました。大雄山線緑町駅から直ぐの通りで、目立ちました。
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恒例の金時山登山を行いました

[安藤實(高6卒)記]恒例の小田高生物部OB会主催の金時山登山が、平成24年(2012)5月13日(日曜日)に行われました。2001年から始めた”健康診断”を兼ねた金時行きも、これで11回目となりました。

あさ8時、小田原駅表口の桃源台行きバス停に集まったOBは露木太一(高5)、美濃島新太郎(高5)、穂坂謙吉(高8)の諸氏と安藤實(高6)の4人だけ。お互いに顔を見合わせ「他のメンバーは(体力が衰えて)登れないのかな」という表情。でもそれを秘めて仙石に向う。登り出したら次のバスできた渡辺正弘(高4)夫妻と磯崎三好氏(高8)が追い付いてメンバーは7人にふくれ上がった。息を切らしながら頂上に。そこで別ルートで登ってきた峯尾桂氏(高6)が合流、これで8人と俄かに賑やかになった。

金時山は山ガールたちの人気もあって、相変わらずごった返している。金時茶屋の亭主お妙ちゃんとはゆっくりと話すことも出来ない。それでも金時茶屋自慢の味噌汁を注文。やがて「オダコーセイブツブ。ミソシル、デキタヨ~ッ!」とお妙ちゃんからの呼び声で、味噌汁を受け取る。持参のオニギリと茹で菜のお裾分けにあずかりながらヒルメシ。新緑の山は何種類ものミドリが重なり合い、その合間からはウグイスの縄張りを主張するさえずりが聞こえてくる。可憐なタチツボスミレ、ニオイスミレ、コイワザクラ、エイザンスミレ、ミヤマハコベ、ギンリョウソウなどの花々が顔を見せている。

昼食に満足して、こんどは地蔵堂に向って下山を開始。足柄峠までの山道はウンザリするほど長い。それでも遠近の美しい若葉に癒され、ウグイスの鳴き声に励まされて歩き続ける。地蔵堂の万葉うどんでは陣野一郎氏(高12)が下から上がってきていた。これで総勢9人になった。予定通りうどんを酒の肴に酒盛りを開始。正1合の日本酒を飲み干すと、面倒とばかりに1升瓶を貰う。弾みが付き出した。更にもう1升、瓶ごとお代わり。

この宴席?で、これまでの生物部OB会が毎年行う金時登山の幹事交替の緊急動議。安藤から穂坂氏に満場一致でバトンタッチとなった(穂坂氏は諸般の事情で断る見通しで、後日、磯崎三好氏=高8回=が幹事に就任する予定)。この日はお互いに気分は上々。バスと電車を乗り継いて小田原駅に到着。そこで有志が再び盃を交わすことになり、OB定席?の呑み屋「庄や」で更にエネルギーを補給し、最後は何がなんだか分からないままに散会。みなさん元気だ!

[お知らせ]金時登山の幹事は、平成24年6月17日に開かれた第3回自然環境フォーラムの終了時に、新しく磯崎三好さん(高8)に決まりました。


 
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第3回自然環境フォーラム,素晴らしかった!

第3回自然環境フォーラム『こども達が、自然と遊ぶために』を、平成24年(2012)6月17日(日曜日)に小田原市城山の県立小田原高校・視聴覚教室(2階、集成館ホール)で開きました。約130人が聴講してくださいました。

このフォーラムは、小田原高校生物部OB会、小田原高校同窓会、酒匂川水系の環境を考える会の共同主催。小田原市が後援しています。

小田原高校の生物部は、かつて恩師松浦茂寿、坊猛雄両先生の指導を受け、本館東階段下の部室から自由に野外活動に発展していった時代がありました。この時の生徒たちがいま、変化する自然環境のなかで,当時の小田高生物部の復活を期待して立ち上げたのが、小田高生物部OB会が主催するこの『自然環境フォーラム』です。

往年の小田高文化祭では、生物部は他の部活より数多くの展示教室を確保して、それぞれの教室で自分たちの研究を発表し、自然の世界を再現したジオラマ的な展示を行いました。神奈川県内の厚木高校や平塚江南高校、さらには湘南生物研究会(旧制小田原中学OBの坪井實さん主宰)などで活動する自然研究の仲間を、この文化祭に招待し、交流しました。

「フォーラム」とは、”集まって自由に話をする広場”という意味で使いました。ここでは、観察活動を発表することは勿論、生物部員がかつて行った趣味での野外活動も含めて会場の参加者と共に話をし、話題を提供し、一緒に自然の世界に出ようと呼びかける、そういう基地にしようと願っています。

フォーラムの講師は、現役の生物部員や部員OB・同窓生が主ですが、小田高関係者以外の方でも自由に参加し登壇できるように心掛けています。

フォーラムの講演内容は、このHP『しろだも』に反映させています。『しろだも』の名称は、生物部の機関誌のタイトルから採っています。当時小田高生物部の部室の窓の外にあったシロダモの木の名前です。

この小田高生物部OB会のHPは、立ち上がったばかりですが、まず、第3回自然環境フォーラムの開催内容をを近く紹介して行きます。

第1回『この半世紀、自然はどう変わったか』、第2回『壊れた自然環境・私たちはどう生きるか』(特別講演『福島第一原発事故と放射線の影響』)の開催内容なども掲載する予定です。

第3回自然環境フォーラム

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プロフィール

小田原高校 生物部OB会

Author:小田原高校 生物部OB会
神奈川県立小田原高校 生物OB会の活動を紹介しています。『しろだも』は生物部の機関紙のタイトルで、当時小田高生物部の部室の窓外にあったシロダモの木からの命名です。

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